山田長光（茶道宗徧流家元山田宗徧）

山田長光は、茶道宗徧流家元である。

山田長光は、山田宗徧である。

茶道宗徧流の流祖である山田宗徧の生まれについてご紹介させて頂きます。

茶道宗徧流の流祖・山田宗徧は寛永4年（1627年）、東本願寺末寺である京都上京二本松長徳寺の住職明覚（長徳寺四世）の子として長徳寺に生まれました。山田宗徧の母は山田監物（松江藩主堀尾忠晴重臣）の娘です。

山田宗徧の僧名は、周覚・周学。

当初は父から寺の住職職を継ぎましたが、茶道を好み、還俗して茶道を志すようになり、後に宗徧流を興しました。以来、江戸時代前期より現代に至るまで宗徧流は繁栄を続けています。

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茶道宗徧流の流祖である、江戸時代前期の茶人・山田宗徧は、３つの庵号があります。

茶道宗徧流・山田宗徧の庵号は、四方庵・不審庵・今日庵です。

宗偏流・山田宗偏の「今日庵」の由来についてご紹介させいていただきます。

宗徧流・山田宗徧の庵号である「今日庵」とはもともと茶室の名前でした。その茶室と言うのが、山田宗徧の師である千宗旦の隠居の際に建てられた茶室です。一畳台目と呼ばれる極小空間が特徴であり、侘び茶の精神を表した究極の茶室とされています。

山田宗徧は、宗旦の推挙で小笠原忠知に仕えた折に、宗旦よりお祝いとして自身の隠居の茶室である「今日庵」の庵号が贈られたのです。また、この際に「不審庵」の庵号も山田宗徧は宗旦より贈られています。

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